デバリングの自動化に最適なエアフロート式バリ取りアタッチメント

ワーク中に存在するバーティングライン、厚肉部、湯口や堰などを同一のバリ取りアタッチメントにて加工することを可能にしたエアフロート式バリ取りアタッチメントです。

X軸Y軸方向の未測定部分を吸収

エアフロート部（モータースピンドル取付部）が軸心から最大5度偏角し（傾き）、偏角した状態でラジアル方向に360度自在に稼働します（マルチフロート機構）。

Z軸方向の未測定部分を吸収

エアフロート部が軸心（アキシャル）方向に８mm縮みます(アキシャルフロート機構)

ワーク材質に合わせて自在にフロート力を調整可能

エアフロート部に供給するエア圧を調整することにより、フロート力（刃物の押し当て力）をお客様で自在に調整可能です。エア圧の調整範囲は、0.05~0.2MPaです。
※ワークに刃物を押し当てる姿勢により、フロート力は若干差異が出ますのでご注意ください。
※電空レギュレータを使用することによりフロート力調整の自動化が可能です。

自由にモータースピンドルの選択が可能

エアフロートバリ取りアタッチメントは、市販されているモータースピンドルをお客様がご自由に選択し、取り付けることが可能です。

モータースピンドル取付部のサイズは2種類準備

エアフロート式バリ取りアタッチメントには、⏀30モータースピンドルを取付可能なAF30と⏀40モータースピンドルを取付可能なAF40の２種類を準備しております。
※本商品は、ネジロックされており、分解・修理できませんのでご注意ください。

モータースピンドル付エアーフロート式バリ取りアタッチメントも準備

⏀30、⏀40モータースピンドルを取り付けたエアフロート式バリ取りアタッチメントも準備しております。
詳細は弊社営業部までお問い合わせください。

マシニングセンターや各種専用機でも使用出来るバリ取りツールホルダ

軸方向に10mmの縮み（C10型）/伸び（T10型）機構を内蔵しており、バリ取り加工面に対して常時刃先を適切な圧力で加圧しながら加工するので素材を傷付けることなくバリだけを除去します。

標準で強さの違う3種類のバネを付属

強さの違う3種類のバネ(軽金属/鋼/難削材に設定されています)を標準付属しています。加工するワーク材質に合わせて簡単に交換して頂けます。

最高許容回転速度10,000min^-1

多彩な加工条件に対応できます。マシニングセンタでは、お手持ちのミーリングチャックに取り付けてご使用ください。

使用機械/マシニングセンタやロボットシステム、各種専用機